2015年06月13日

セラピストという職業について

こんにちは、セラピスト歴16年目に突入したエコちゃんです。

約10年で急激にリラクゼーション系のサロンが増えましたネ!

セラピストに憧れて目指す人は沢山いますが、実際どれほど
の人が生業になっているのでしょうか?

私自身、大きく分けて3つの顔を持ってセラピーのお仕事に携
わっているのですが、好きな仕事をずっと好きであり続ける為
にこの環境を作ってきたような気が最近しています。

ひとつ目の顔→個人のセラピー(yuragist) 
 おひとりずつのお客様にあったパーソナルケアを提供
 しながら個別の健康サポート

ふたつ目の顔→人材育成・講師 
 セルフケアの普及活動→教室やワークショップを開催
 して植物の力を活用して心豊かに暮らしてほしい!と
 いう思いから始めました。
 セラピストの学校がたくさんできたけど、結局のところ
 呼び名が違うだけでエステやん?って違和感を覚え、
 これから仕事にしたいと意を決して一歩踏み込んだ人
 が自信を持って継続できて生業とできるのか!
 マッサージ屋さん、エステ+αの健康予防の仕事のあり
 方をちゃんとしたくて、実践型でプロ養成の教室へと教育
 事業が発展していったわけです。
       
3つ目の顔→箕面のゆずでものづくり(探究者)
 技術を磨いて腕を上げても、肌に塗布する物が2流以下
 であればお客様を根本的に健康に導き悩みから解放され
 る結果を提供できないと感じています。
 経皮吸収の意味や経皮毒について詳しくなれば、皮膚に
 塗布する商品の品質にはこだわって当然だと思います。

高い理想を持って実行し、どれも楽しくいろんなアイデアが
湧いてくるのですが、不得意なのが経営者としてのシビアな
判断と実行力・・・

特に人材育成においてはキャリアアップ制度を導入して、
働ける環境をつくり受け入れたのですが、これが小さい会社
には経営を圧迫する痛手となってしまいました。

この業界に憧れてくる女性の多くは、主婦であれば・・・
独身時代OL生活で結婚、出産、育児をしながら手に職つけ
て社会復帰したいと思っている方
独身女性では、今の仕事への将来性・年齢を重ねた時に
生涯続けられる職業に!と転職を考えた結果という方が
が少なくないです。

そして専門知識を学び、技術を学び、練習を繰り返し
資格を取得して一歩を踏み出す。
そこからは自分の力で道を切り開くしかないわけで・・・

病院や整骨院のように保険診療の後ろ盾もなく
スピリチュアル・占いなど沢山ありすぎて怪しまれる・・

既存のアロマセラピスト・リフレクソルジスト等々と比較して
もう少しセルフという考え方とサロンのスタイルに区別したい
なぁって思いyuragistって造語したんですけどネ!

いずれにしても、まず初めに新規のお客様に出会える頻度
が少ないのです。

だから、はっきりいって、暇!

そうなると、真面目な人ほど、技術をストイックに磨くことに力
が入り、ますますエネルギーが内向きに・・・

さらにもっと勉強と、セミナー・資格取得に梯子して・・・

金銭的にも精神的にも追い詰められた時に限って狙ってた
かのようにネットワークビジネスの話がスポッと入り込むことも・・・

いつしか最初の一歩のピュアな空気はどこかに飛んでいき、
ギスギスしたような尖って痛そうな波動が頭のてっぺんから出
ていることに本人は気づかず、机上論のセラピーを語る。

そんな人たーーーくさん見てきました!!!
悲しくなりました。
悔しくなりました。

逆にお客様に恵まれ、地道にコツコツ営業を継続してどんどん
事業が発展されておられる素晴らしいセラピストさんにも出会う
こともあります。
成功されている人の共通点は技術・知識+お客様への愛情と
責任感が凄いんです。やっぱり大切なのは人柄ですね!

本当にこの仕事を目指す人を支援するためにキャリアアップ
型人材教育制度を導入したわけですけど・・・

本当にエネルギー使います!

3つの顔を両立させることは簡単ではなく、
オーバーワークで突っ走ってきたので、47歳の今、一度
リセットしようと思案中です。

自分が本当にやりたいことに集中できる環境をイメージング!
まずはしっかりデザインして想像でシュミレーションしています。






  

Posted by yuragist at 18:32Comments(1)セラピストの仕事